手段ばかりが持てはやされた時代は終わりを告げ、目的こそが真のゴールであると声高に誰もが叫んでいる。目的。ゴール。常にそれを意識し、その正しい設定こそが、プロジェクト、ひいては人生の成功に必要不可欠と考える人が増えた。でもちょっと待って欲しい。目的も、ゴールも、『それが達成されたら』喜ばしいという条件がついてまわる。甲子園出場という目的を設定したら、甲子園に出場するまで、その喜びは味わえないし、もし失敗したら、喜びすら味わうことは出来ない。そう。あなたが『目的』を設定する意味はなんだろうか。『そこ』にたどり着きたいのは、なぜだろうか?究極的には、『いい気分になりたい』からではないだろうか。それができれば、いい気分になれる(と思っている)から、それを目指すのではないだろうか。だったら、今すぐ、気分良くなればいいじゃない。あなたは、その(目的)以外にも、きっと自分が気分がよくなる方法を、知っているはずだ。それを今から、やろうよ。『目的』を、超えていこう。あなたの『目的』は、今、目の前にあることだ。今、目の前で、出来ることだ。それに集中しよう。
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