奴隷を育てる教育

この間、衝撃だったんだけど。

今、おれは自営業だから。

仕事やろうがやるまいが

誰に何を言われる筋合いもない。

気が向かないからという理由で急遽休んでも

なんとなくという理由で午前中でやめても

誰にも何を言われる筋合いもなければ

実際、何も言われない。

なのに。

なのに。

なぜだろう。

『イケナイ』気がしてしまう。

ちゃんと働かないと『イケナイ』気がしてしまうんだよ。

週に最低5日は働かないといけない『気がする』

気分で休むのはいけない『気がする』

そゆことすると誰かに何か言われる『気がする』

会社にも、誰にも

何も強制されない状況になっていよいよ

強制していたのは結局『自分』だったと気づいた。

これって、学校教育と言う名の訓練の賜物だとおれは思う。

1日7時間。週5日。

学校という一箇所にとどまらせ続け

常に『しなければいけないことがある』という状況。

生き物としての、『自由』からかけ離れたこの状態を

9年〜12年かけて、『当たり前』の状況になるように訓練する。

意識の深いところで、

『私には、しなければならないことがある』

と常に思うように粛々と訓練する。

1日7時間×週5日、しなければいけないことをしないことに、『違和感』そして『罪悪感』を感じるように訓練する。

根本的な『強制』の概念が、自分の中にあることにも気づけないくらい自然で。

自分が強制されているから、他人にも強制したくなって。

それを『無意識に』やってしまう。

染み付いたその感覚は、ちょっとやそっとじゃない剥がれないんだ。

少しずつ、リハビリしよう。

しなきゃいけないことなんて、本当はなにひとつないと、まず知ろう。

きっと今はそう思えないと思うんだけど、それが訓練の賜物であると知ろう。

いい?しなきゃいけないことなんて無いんだ。

ほんとは。

人間、ほっといたら勝手に何かし出すんだ。

それこそが、本当の行動なんだよ。

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