一歩先の提案力

提案力ってゆうのは、その商品/サービスのいいところを教えてあげることではない。それはただの説明力。

次の段階として、そのいいところがもたらす『効果』を話すというのがある。よく言われる、お客さんはドリルが欲しいのではなく、穴が欲しいという話。これはセールス力。

でも、圧倒的に成果をあげる人がしているのは、説明でもなく、セールスでもなく、提案なわけ。

じゃあ提案てのは何かってゆうと、その商品サービスを使って、『こうしませんか?』を言うこと。要は、『その商品サービスが必要な理由』を創り出すことが、提案なわけだ。

提案において価値が置かれるのは、現状から変化した先の『結果』であり、その結果をもたらすために、その商品サービスなら出来ますよ。ということが伝われば、その商品サービスのいいところ悪いところは、ある意味伝わらなくてもいいのだ。

これができれば、いるかいらないか迷っていたもの、いらないと思っていたものが、『必要なもの』に変わり、買ってもらえるのだ。

で、これは相手と自分(商品サービス)の融合でもある。相手のビジネス(出来ること)に自分のビジネス(出来ること)を足せば、こんなことが出来ますよ!こんな新しい価値を生み出せますよ!というのが提案なのだ。こんなに面白いことはなかなかなくて、だからビジネスにハマるのだろう。ビジネスの面白みはきっと、売り上げが上がるとかではなく、この『融合感』に重きが置かれてる部分が大いにあると思う。それが面白くて、やってしまうわけだ。やりたくなってしまうのだ。

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